基調講演:
牧野 淳一郎 氏
神戸大学
理学研究科 惑星学専攻
教授
東京大学で学位取得後、東京大学、国立天文台、東工大を経て 2014年から理研計算科学研究機構フラッグシップ 2020 プロジェクト副プロジェクトリーダー、2016年度から神戸大学惑星学専攻教授。研究テーマは、恒星系力学、大規模シミュレーション、スーパーコンピューター開発等。詳しくはこちら
アジェンダ
2019年10月10日(木) 13:00開始 (12:30開場) 17:45終了
東京コンファレンスセンター・品川
12:30 – 13:00
受付開始
13:00 – 13:20
オープニングスピーチ
13:20 – 14:05
Workshop: 失敗しないAC-DC設計
講師 - Vicorアプリケーションエンジニア
AC-DCフロントエンドの設計は複雑になりがちです。このセッションでは、AC-DC設計に必要な電源インピーダンス、突入電流、フィルタの共振とダンピング、PFC、フォルト、ヒューズ、システムの安定性と安全に対する留意点についてわかりやすく解説します。
14:05 – 14:20
休憩
14:20 – 15:05
Workshop: EMIの課題とトラブルシューティングの技術
講師: Vicorアプリケーションエンジニア
適切なEMI対策をすることで、予期せぬプロジェクトの遅延や再設計による費用増大を防ぐことができます。実例をもとにしたトラブルシューティング手法や、EMI測定の基礎、一般的および特異なノイズ源の特定方法、伝導EMIのプリコンプライアンス、レイアウト改善について解説します。
15:05 –15:50
Workshop: 正しいDC-DCの設計ノウハウ
講師: Vicorアプリケーションエンジニア
正しくDC-DCシステムを設計するために、入出力のフィルター、保護回路、電力源との適合性、負荷の動特性などの特に気を付けるポイントについて具体的な事例を用いながら解説します。
15:50 – 16:05
休憩
16:05 – 16:50
Workshop: 最適なPCBレイアウトと放熱設計技術
講師: Vicorアプリケーションエンジニア
高密度大電流アプリケーションにおける、配電損失の最小化とパフォーマンスの向上について、次のトピックを中心に解説します。
- 熱モデルを使ったシミュレーション技術
- 熱管理を効果的に行うためのPCBレイアウト
- 高電力密度化のための電力/信号ルーティング
16:50 – 17:30
基調講演:HPCシステムと電源供給
教授 牧野 淳一郎 氏
近年、半導体の微細化・低電圧化が急速に進み、消費電力の大きなHPCやAI向けのプロセッサの電力供給対策は困難な課題となりつつある。
低電圧・大電流に加え、大きな負荷変動によりシステムのデザインが困難を増している。プロセッサの省電力化がより進むにつれて負荷変動はますます大きな課題となる。
本講演では、講演者の過去の経験に基づき、HPC・AI向けプロセッサの電源供給について述べる。
17:30 – 17:45
Q&A / クロージング
協賛
10/7(月)・10/10(木)に開催しました「Vicor電源技術セミナー High-Performance Power Conversion Seminar & Workshops」は、
盛況のうち無事に終了いたしました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。