Vicor、-55℃の環境に対応する非絶縁型昇降圧ZVSレギュレータを販売開始
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Vicor、-55℃の環境に対応する非絶縁型昇降圧ZVSレギュレータを販売開始
2020年03月04日
Vicor(本社: 米国マサチューセッツ州、CEO: Patrizio Vinciarelli、以下: Vicor) は、非絶縁型昇降圧DC-DCコンバータ PI3740に、動作温度範囲が-55℃から115℃と広いものと、Tin-Lead BGAパッケージのものを新たに追加しました。
PI3740は、入力電圧範囲: 8~60V、出力電圧範囲: 10-50Vの高電力密度・高効率の昇降圧スイッチングレギュレータです。制御回路、電力半導体、その他の部品を集積させた10 x 14mmのSiP (System in Package) タイプのレギュレータで、最大出力は140W、並列で使うことで電力を増やすことができます。Vicor独自のゼロ電圧スイッチング(ZVS)技術を採用しており、高効率(96%)を実現しています。
New PI3740-00 パッケージ
Model BGMZ
- パッケージ: BGA
- 動作温度範囲: –55 to +115°C
Model BGMP
- パッケージ: BGA tin-lead
- 動作温度範囲: –55 to +115°C
各パッケージについて詳しくはこちら:
Vicor Corporationについて
Vicorは、高性能モジュール型電源コンポーネントの設計、製造、販売を行う米国(本社:マサチューセッツ州アンドーバー)の電源専業メーカーです。HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)、オートモーティブ、通信ネットワーク、産業機器、鉄道、航空宇宙防衛アプリケーションなどへ向けて、広く事業を展開しています。
日本法人のVicor株式会社(Vicor KK)は2017年に設立され、電源コンポーネントの販売・技術サポートを行っています。詳しくは、https://www.vicorpower.com/ja-jp をご参照ください。
Vicorは、Vicor Corporationの登録商標です。