UAV・ドローン向け、高効率・高電力密度の電源ソリューション

高電力密度・高効率

大電力に対応できる、高いスケーラビリティ

低背

軽量

48V給電に最適な高性能電源モジュール

数kWを小さなスペースで実現

Vicor の高性能電源モジュールを、高電圧からSELV、またはSELVから負荷電圧の変換に使うことで、高効率と高電力密度でありながら、ディスクリート部品で構成する従来の電源ソリューションと比較して、劇的に小さく構成することができます。そのため、ナビゲーション、センシング、安全の機能を犠牲にすることなく、稼働時間を延ばして生産性を上げることができます。

Vicor simple power delivery network with anatomy of power module

先進の電源アーキテクチャ

モジュールで構成する電源設計手法を用いれば、モジュールを並列接続・交換することにより、新しく付ける負荷や必要な電力に対応できます。一つの電源アーキテクチャをさまざまな別のUAVプラットフォームに流用して、UAVシステムの必要な電力の増加に合わせて、電源出力を容易に拡張することができます。

優れた熱マネジメント

Vicor の電源モジュールは、高効率で放熱性に優れています。発熱は非常に少なく、効率良くUAVから逃がすことができます。そのため、サイズや重量を増やさず、UAVの信頼性とスピードの改善ができます。

速く実装できる電源ソリューション

電源モジュールはテストして規格認証を受けているため、素早く電力供給ネットワークを構成することができます。新しくディスクリート部品で設計するときに必要となるテスト・認証のための時間と労力は必要ありません。これにより、お客様はより早く市場に参入でき、競合他社に対して明らかに優位となります。

48V 電力供給ネットワーク (PDN)

高電圧から48Vバスに高効率で変換

Vicor power delivery network for HV to 48V bus

800V または 400Vから48V に変換

高電圧バッテリーで動かすUAVの場合、Vicor の高電力密度の電圧変換比固定 BCMコンバータを使うことで、バッテリーの高電圧からSELVの電圧に安全に変換して、48Vバスへ給電することができます。BCM 電源モジュールを使うことは、高電圧から SELV 電圧に変換する最も高効率の方法です。

Vicor power delivery network for 100V to 48V bus

SELV でないバッテリー電圧から48V に変換

100Vなどのバッテリーで駆動するUAVでは、Vicor のDCM 電源モジュールを使うことで、バッテリー電圧から24 または 48V の安定化した電圧に変換して、搭載機器や下流のコンバータへ給電ができます(図を参照)。VicorのDCM は、幅広い入力電圧範囲で動作する絶縁型の高効率 DC-DC コンバータです。

Vicor power delivery network for HV tether to 48V-bus

ケーブルの高電圧から48Vに変換

遠隔操作の機体に搭載した Vicor BCM 電源モジュールを用いて、ケーブルの高電圧から絶縁して 48V SELV に降圧します。小型で軽い BCMを使うことで、UAVを小さく軽くできるだけでなく、ワイヤーも大幅に細く軽くできるので、重量、サイズ、引きずる力を減らすことができます。

48Vバスから負荷へ電力供給

48V バッテリーを搭載する、または高電圧のソースから48Vへ変換する場合には、この48Vバスの負荷側にVicorの電源モジュールを配置することで、非常に小さい面積で高い性能が実現します。Vicor DCM は、電力密度が高い絶縁型DC-DCレギュレータです。VicorのZVS非絶縁型降圧/昇降圧レギュレータは、2.2V から 54V までの広範囲の負荷電圧に対応する、高効率で軽量・小型のソリューションです。大電力が必要な場合は、出力電圧調整が広い、48Vの昇降圧レギュレータPRMを使うことで、負荷の要件に合わせることができます。