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Vicor は出力電圧安定度±1%のChiP DCMファミリを発表

メディアアラート

Vicor は出力電圧安定度±1%のChiP DCMファミリを発表

2017年10月04日

Vicor は、ChiPパッケージの絶縁型DC-DCコンバータモジュール(DCM)の製品の一つとして、出力電圧安定度±1%以内の製品を提供します。電力密度が1,032W / in3までの新シリーズは、変動率の小さな出力電圧を必要とする負荷を直接駆動するオプションをエンジニアに提供します。Vicorの現在のChiPパッケージのDCMファミリは、最大±3%の出力電圧変動率の各種製品を提供しており、より大きな電力供給のために並列で使用することができます。

ChiP DCMは、変動する広い範囲の入力電圧から、絶縁されたDC出力電圧を供給することができます。高周波ゼロ電圧スイッチング(ZVS)トポロジを備えたDCMコンバータは、入力電圧範囲全体にわたって高効率を常に提供します。

サポートされるPoint-of-Loadアプリケーション

新しいDCMシリーズは、28V、270V、および275Vの公称入力電圧で提供されます。 これらの製品は、UAV、陸上車両、レーダー、輸送および産業用制御機器を含む、より厳しい出力電圧安定度を必要とする様々な防衛および産業用アプリケーションを対象としています。 これらの部品は、-55℃までの動作が可能なMグレードで提供されます。

拡張された出力電圧安定度を備えた新しいChiP DCM:

公称
入力電圧
ChiP
パッケージ
入力
電圧範囲
出力電圧
3.3V 5V 12V 15V 24V 28V 48V
28V 3623
(1.52 x 0.90 x 0.29 in)
16 – 50V 120W 180W 320W 320W 320W 320W
270V 4623
(1.89 x 0.90 x 0.29 in)
160 – 420V 250W 500W 500W 500W
275V 4623
(1.89 x 0.90 x 0.29 in)
120 – 420V 190W 375W 375W 375W 375W

Table 1 –  緑色の製品は、従来の±3%変動率のものと、新しい±1%の製品の両方が利用可能です。

Vicorの新しい±1%安定度のDCM製品については詳細をご覧ください。

Vicor Corporation について

米国マサチューセッツ州アンドーバーに本社を置く、革新的な高性能モジュール型パワー・コンポーネントの設計、製造、および販売を行う電源メーカーです。高性能コンピューティング、通信ネットワーク、産業機器、車両・輸送機器、航空防衛などをターゲット市場とし、コンセントからPoLに到るまでの効率的な電圧変換、パワー・マネージメントを実現可能にするためブリック製品から半導体中心の製品に到るまで、最適ソリューションを提供します。www.vicorpower.com

パワーコンポーネントデザイン手法とは

Vicor のパワーコンポネントデザイン手法によって、電源システムの設計者は、モジュール型電源コンポーネントの設計上の課題、すなわち電源コンポーネントの予測、システムの機能や信頼性の確保、迅速な設計サイクル、そして容易なシステムの構成・再構成・拡張性を解決できます。さらに、効率、電力密度、経済性を考慮したベストの代替ソリューションも検証できます。Vicor のパワーシステムデザイナーオンラインツールによって、電源システムの設計者は、モジュール型電源コンポーネントの設計上の課題、すなわち電源コンポーネントの予測、システムの機能や信頼性の確保、迅速な設計サイクル、そして容易なシステムの構成・再構成・拡張性を解決できます。さらに、効率、電力密度、経済性を考慮したベストの代替ソリューションも検証できます。

Vicor はVicor Corporationの登録商標です。

プレスリリースに関するお問い合わせ

Vicor KK
マーケティング部  波多江 / 関本
TEL : 03-5487-3016

連絡先 Colin Boroski Rainier Communications 508-475-0025 X 142 cboroski@rainierco.com