2018年10月9日、マサチューセッツ州アンドーバーで、Vicor Corporation (NASDAQ: VICR) は、CEOの Patrizio Vinciarelli が分散型電源システム・アプリケーション用の高効率、高電力密度の電力変換コンポーネントの開発において先進的なリーダーシップを発揮した功績により、2019 IEEE William E. Newell Power Electronics Award を受賞したことを発表しました。

分散型電源システムにおける効率、電力密度、拡張性の可能性を押し広げる数々の技術革新は、電力変換技術をとりまく技術的、商業的状況を根本から一変させました。2019 IEEE William E. Newell Power Electronics Award で取り上げられた業績の要約は以下になります。

「より小型で高効率な電源モジュールは、分散型アーキテクチャの進化を加速し、より高い効率、電力密度などの電源システムにとって重要な性能を実現させました。Patrizio Vinciarelli の特許の貢献により、新しい電源分配アーキテクチャ、ゼロ電流スイッチング (ZCS) およびゼロ電圧スイッチング (ZVS) 電力変換トポロジ、高度な電源パッケージが実現しました。ファクトライズドパワーアーキテクチャ (FPA) は、1V 未満の電圧で数百アンペアを効率的に供給できる電流倍増モジュールを使用しています。CHiP (Converter Housed in Package) は、スケーラブルなパッケージング技術により、より高いレベルの電力システム効率と密度を実現しました。また、Patrizio Vinciarelli は151もの米国特許の開発者でもあり、多くの業績を残しています。」

 https://www.ieee.org/about/awards/bios/newell-recipients.html

※IEEE William E. Newell Power Electronics Awordは、パワーエレクトロニクスを一つの学問として世の中に定着させたNewell博士を偲んで、2005年に設立されました。

Vicor Corporation について

米国マサチューセッツ州アンドーバーに本社を置くVicor Corporation は、革新的で高性能なモジュール型パワーコンポーネントを製造、販売し、コンセントからPoLに到るまでの効率的な電圧変換、パワー・マネージメントを実現可能にするためブリック製品から半導体中心の製品に到るまで、最適なソリューションを提供します。www.vicorpower.com

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