小型・軽量
パッシブ冷却
プラットフォーム間でスケーラブル
車両内でフレキシブルに配置
ゾーンアーキテクチャの48V/12V変換
最大2 kWを小さなスペースで実現
Vicorの 高性能電源モジュール を使うことで、ディスクリート部品で構成する従来の電源ソリューションと比較して、必要なスペースを非常に小さくすることができます。そのため、電源モジュールを使えは、他の電源ソリューションでは納められない車両内の狭い場所に電源を配置できます。
スケーラブルな電源アーキテクチャ
モジュールで構成する電源設計手法を用いれば、モジュールを追加・交換することにより、必要に応じて容易に出力電力の拡張ができます。これにより、一つの電源アーキテクチャを別の車両プラットフォームに流用することができます。
シンプルな熱マネジメント
表面が平坦なため、重量が大幅に増え構造が複雑になる液冷システムを使う必要がなく、パッシブ冷却が可能です。
冗長構成が容易
ディスクリート部品により冗長設計を複雑に作りこむより、複数の電源モジュールを2重に組込む方が速くて簡単です。
顧客のニーズにあわせたソリューション
当社のエンジニアチームは、お客様個々のニーズに合わせてVicorのモジュール適用をサポートします。いくつかのモジュールを組合わせることで、100を超える電力供給ネットワークを構成することができます。開発・認証の期間を短くして、コストを下げながら、電力と重量・パッケージスペースの最適な組み合わせの実現ができます。
電力供給ネットワーク (PDN)
48V ゾーン アーキテクチャでは負荷の数が増えており、その負荷へ電力を供給するためには、高電力密度の電源モジュールが必要です。ディスクリート部品で構成するソリューションでは、大きくかさばり重量も増えます。一般的なコンバータが配置できない負荷の近くの狭いスペースにも、小型の電源モジュールは配置できます。VicorのNBM2317 は電圧変換比固定の48V /12Vのコンバータで、48Vから98% の変換効率で従来の 12V 負荷へ電力供給ができます。電圧安定化が必要な負荷の場合は、12V負荷に対してはVicor DCM3735、48V負荷に対してはVicor PRM3735 を用います。これらのコンバータは非常に電力密度が高く、液冷システムが必要ないため、車両全体に配置することができ、はるかに効率の良い 48V 電力供給ネットワークの構築ができます。
AVAILABLE
非絶縁型レギュレータ
入力電圧: 35 – 58V
出力電圧: 8 – 16V
出力電力: 2kW
ピーク効率: 96.5%
36.6 x 35.4 x 5.2mm
AVAILABLE
非絶縁型レギュレータ
入力電圧: 31 – 58V
出力電圧: 36 – 54V
出力電力: 2.5kW
ピーク効率: 99.2%
36.6 x 35.4 x 7.4mm
高電力密度の電源を最大限に活用するために
当社のエンジニアチームは、電力、重量、パッケージスペースを最適に設計するソリューションをサポートします。以下のことが可能です。
- 最も適する高性能電源モジュールの選択とボードレイアウト最適化のためのサポート
- 入力範囲の拡大、電流制限の調整、電圧制御ポイント設定など、お客様のニーズに合わせた当社製品の機能の調整
- フレキシブルに車両へ配置するために、当社のモジュールを最も効率よくパッケージ化する方法を決めるためのサポート
- ディスクリートで構成するシステムよりはるかに効率が高く、迅速に実装できる電源ソリューション開発提案